暑いですね。会う人みなが合言葉のように声をかけ合う。 猛暑日にこそならなかったけれどそうなる日も近いことだろう。 日に日に夏色が濃くなっていくのを感じる今日この頃であった。
山里は平野に比べるとほんの少し涼しいのではないかと思う。 木陰で風に吹かれていると一瞬でも暑さを忘れていられる。
事務所もまだエアコンを入れないでいる。 我慢しようと思えばそれも可能で開け放した窓から風を呼ぶ。 その風のことが私はとても好きだった。 けれどもそれもそろそろ限界かもしれない。 今日は母が暑さに耐えられないと言っていたことだし。
帰宅時。クルマのエアコンもまだつけないでいる。 なるべく自然の風を浴びようと窓を全開にして走っている。 その風の爽快なこと。やはり私は風のことが好きでならないようだ。
けれどもそんな風もやがて熱風に変わってしまうのだろうか。
なんだかそれはすこしさびしい。風が風でなくなるような。
風はあくまでも風であってほしいと願う気持ちを抱きつつ。
風に吹かれてみるのがいい。夏には夏の風が歌い続けている。
|