6月のカレンダーを千切るとそこには一面のラベンダー畑。 まだ一度も訪れたことがない北海道の大地に思いを馳せた。
夢だなと思う。一生叶わないかもしれないけれど夢はあるほうがいい。 ひとり旅がしてみたかった。迷子になってしまうかもしれないけれど。
親戚に不幸があり、昨夜はお通夜。今日はお葬式と慌しく過ごす。 人が死んでしまうという事にすっかり慣れてしまった自分が怖くなる。 自分もいつかはと思うともっと怖くなる。出来れば長生きがしたい。 せめて米寿までなどと欲なことをふと考えてしまったりするのだった。
帰宅後あんずと散歩。まだあまり遠くまでは歩けなくて。 日課だったお大師堂まではしばらくおあずけになりそうだ。 首にがっしりと取り付けられたカラーが嫌でたまらない様子。 歩きながらそれを地面に叩きつけるようにしながら散歩する。
お気に入りの犬小屋も入り口を広めてあげたら大喜びだった。 軒下は駄目。家の玄関も気に入らず一晩中泣いていたのが嘘のよう。 昨夜は犬小屋でぐっすりと眠ってくれてとてもほっとしている。 自分の匂いが染み付いた犬小屋がいちばん安心するようだった。
ゆっくりだけれど日に日に元気を取り戻しているあんず。
父さんも母さんもやけに優しいなあってふふっと笑っているようだ。
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