| 2011年06月29日(水) |
よしよし。よしよし。 |
あんずの手術無事に終わりほっとする。
本来なら病院に一泊するべきところ。 性格的にとても無理だろうと言うことで。 まだ麻酔の抜け切らないあんずを抱いて帰る。
心臓がとっくんとっくんしているの伝わってきて。 なんとか弱いことだろうと愛しさが込み上げてきた。 いつもはおてんばではしゃぎまわっているあんずが。 はあはあと息をしてとてもしんどそうに丸まっている。
高齢なのによく頑張りましねとほめてもらったけれど。 いきなりのことだったのでどんなにか途惑った事だろう。
首にはえりまきトカゲのようなカラーを付けられて。 それが気になるのかしきりに首を動かし嫌がっている。
ドックフードを私の手のひらにのせて食べさせてみた。 一粒でも良いから食べてほしかった。 そうしたら空腹だったのだろう舌先でそれをすくう。 一粒二粒と少しずつだけれど食べてくれてほっとした。
そのたびに伝わる舌先の温もり。ああ生きているんだなと思う。 今までこんなにも温もりを感じたことがなかったように思った。
ちいさな命。かけがえのない家族だった。とても愛しい末娘。
カラーが邪魔になりお気に入りの犬小屋には入ることが出来ず。 今夜からしばらくは軒下で過ごさなければいけなくなった。
落ち着かない様子。きゅいんきゅいんとせつない声で泣いている。 その声が聞こえるたびに父も母もそばに行って宥めるしか出来ない。
よしよし。よしよし。何度もその頭を撫でるばかりだった。
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