ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年06月23日(木) 過去という名の現実

昨日旧友の声を聞いてからというもの。
高校時代のことが押し寄せてくるように思い出されてならない。

それはまるで昨日のことのように鮮やかな記憶だというのに。
いったいどれほど遠いところまで来てしまったのだろうか。

放送部で始まり放送部で終わったような私の青春だった。
そこに属していなければ私の人生までも変わっていたことだろう。

ひとりはS先輩。もうひとりはN先生。
恋というものは今思えばあまりにも儚くて。
どうしてあれほどまでに胸を痛めたのかわからなかった。

もう終りにしようとS先輩が告げたのは放送室の片隅。
嘘でしょ?って思った。だってずっとずっと信じていたから。
それが本当のことなら私は死ななくてはと本気で思った。
死に場所まで決めたというのに私は死ねずに生きる事になった。

S先輩が卒業し、私は放送部の部長になった。
リクエストボックスなるものを設置しお昼休みに音楽を流す。
教育実習で来ていたN先生はそれをとても喜んでくれた。
毎日のように放送室に押しかけてくるN先生と意気投合する。

それからのことはここに記すことが出来ないけれど。
N先生との出会いが私の人生を大きく変えてしまったのだった。

それはとても辛く悲しい現実をともなう。その現実を一生背負うことになる。


36年の歳月が流れた。けれども私はいまだに背負い続けている。

生きている限り。いや死んでしまっても背負い続けていることだろう。

それが女に生まれた。母という名のさだめだと思っている。




 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加