すっかり梅雨入りを思わすようなお天気。 霧のような雨があたりをしっとりと潤す。
そんな雨も夕方にはやみいつもの散歩に出掛ける。 湿気を含んだ風と川風が一緒になり水の匂いがする。
道端の紫陽花がまたいちだんと色づく。 明日のことを思うと散歩も楽しみでならない。
母。右足の手術が無事に終わる。 血液が順調に流れるようになったのだろう。 痛みが嘘のように軽くなったと電話があった。 今夜はぐっすりと眠れることだろう。 とてもとてもほっとしている。
母のことだからまた急いで退院するかもしれない。 せめて今週いっぱいは安静にしているように伝えた。
仕事はなんとかなっている。 なるようになると母が言った通りだった。
自分に出来る事を精一杯に。 これが親孝行と呼べるものなら救われる思いだ。
なんだかぎゅっと押し付けられていたようなきもちが。
ふっとかるくなったようにおもえる。
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