ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年05月12日(木) あんず

あんずの毛づくろいをする。
人間で言うと衣替えの季節なのだろう。
冬の間の毛がはがれるように抜けていく。

冬のそれは綿のように柔らかいのだけれど。
夏の毛はさらっとした手触りで少し硬かった。

いつものあんずは手で触れられるのをとても嫌がる。
けれどもブラシは心地よいのだろうかおとなしくしている。

ほうらもう少しよ。そう声をかけながら撫でるようにブラシをかける。
ああそこ痒いの。そんなふうにせがむような仕草をしたりもする。

抜けた毛を丸めてみるとソフトボールくらいの大きさになった。
すっかり夏毛になるまではもうしばらくかかりそうだ。
明日も時間を作ってブラシをかけてあげようと思う。



あんずは幸せなのだろうかと最近よく考えるようになった。
福島の原発近くの村。一時帰宅でやっと帰れた時には。
犬小屋で冷たくなっていた愛犬の姿が待っていたという。
なんとも遣り切れない思い。それが現実だと思うとほんとうに悲しい。

お味噌汁の残りのお豆腐。ドックフードに混ぜてあげると喜ぶ。

幸せだよねとあんずに言う。こんなに幸せなことなんてきっとないよね。




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