散歩の帰り道。河川敷に小さな女の子がいた。 かたわらにはお祖母ちゃんらしき女性がいて。 ふたりしゃがみこんで何かをしているふうだった。
近づいてみてなんとも微笑ましい光景を目にする。 女の子のあたまには白つめ草の花の冠がのっていた。 嬉しそうな女の子の顔。まるでお姫様のようだった。
今度は首飾り。そう言ってねだったのかもしれない。 お祖母ちゃんらしきひとの手には小さな花束がある。
その花をひとつひとつ繋げていく様子が目に浮かんだ。 そうしてそれを女の子の首に優しくかけてあげるのだ。
わたしは子供の頃を思い出す。それはとても懐かしくて。 なんだかすぐにでも駆け寄って行きたい衝動にかられる。
わたしにもいつか孫が出来るのかしら。そうしたらきっと。
花の冠や。花の首飾りを作ってあげられるようになりたい。
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