失いたくないとつよくつよく思うようになったこの頃。なにもかもが当たり前のことなんかじゃなくて。すべてがかけがえのないことのように思えてならない。愛しさが日に日につのる。どうかこのままでいて。どうかずっと変わらずにいてと祈るようになった。今日の平穏をかみしめながら夜が更けていく。心苦しさがうすれていくことを罪のように思いながら。生きるしかない。かけがえのないものたちのために。在り続けたいと思う。ちっぽけなひとりになって。生かされている。それはとてもありがたいことだ。