みぞれのような冷たい雨。
また冬に戻ったようなこの頃だけれど。 かくじつに春に向かっているのだと言い聞かす。
晴れたらまた小さな春を見つけよう。 そうしてほっとして空を仰ぎたいものだ。
毎年この日に届くように贈り物をしていたけれど。 今年はさんざん迷った挙句それをやめてしまった。 指折り数えてみるともう8年目のこの日だった。 もしかしたらそうすることが束縛だったのかもしれない。 そんなことをふと考える。真心だとか愛情だとか。 そんな大切なことをモノで伝えることはむつかしい。 それをやめたからといって縁が切れるわけではないから。
そう言い聞かす。わたしはとても身勝手なのかもしれないけれど。
細々と続けているホームページが今日で9周年を迎えた。 けれどもとくに感慨深く受け止めているのでもなかった。 10年一昔と言うから。もう昔と同じ事なのかもしれない。
ただ愛着はある。それはあと何年経っても変わらないだろう。 ただ在り続けるということ。それだけを誇りに思っている。
詩や写真や。もうずいぶんと遠ざかってしまった。 消極的である。意欲というものがすっかり失せてしまっている。
そんなこころもとない場所だというのに訪ねて来てくれるひとがいる。 それはほんとうにありがたいことでありすごく励みになっている。
そんなひとたちにこころからありがとうって言いたい。
このさきどんなに老いても在り続けることだろう。
すごいおばあちゃんになってもゆらゆらと日々を綴っているだろう。
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