ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年01月05日(水) 仕事始め

霜の朝。ちょうど朝陽が射し始めた土手がきらきらと眩しい。
きりりっとした朝の空気。その寒さで身が引き締まるようだった。


一週間ぶりだろうか通い慣れた山道を行く。
見慣れた風景もなぜか新鮮に思えるのは。
新しい年を迎えたせいなのかもしれない。

母も同僚もまだ出勤しておらずしんと静かな職場。
事務所には母が準備したのだろう鏡餅がそなえてあった。
タイムカードの棚には小さな注連縄までつるしてあって。
母らしいなとふっと笑みがこぼれる。


暮から神経痛で苦しんでいた母。
痛み止めの薬が効いたのもつかのま。
元旦にもまた痛みがおそってきたらしい。
それなのに大晦日も仕事をしていたと言う。
ゆっくりと休んだのは元旦だけだったようだ。

今日も薬が効いているからと安静になどしない。
いつもとかわらず元気そうな素振りを見せるばかり。
何を言っても無駄でただはらはらと見守るしかなかった。

かわれるものならかわってあげたいとどんなに思ったことだろう。
ずっと寝正月をしていた自分をとても心苦しく思ったことだった。

さいわいなことに仕事はそれほど忙しくもなく。
穏やかに時がながれいちにちが過ぎていった。

早目に仕事を終え少しでも安静にするようにと母に言い聞かせ。
自分は母よりもずっと早い時間にタイムカードを押す。

今夜はどうか痛みませんように。そればかり祈っている。


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