雨上がりの青空。おだやかな小春日和となる。
毎年この日には手紙を書くことにしている。 もうそれも七年目のことになった。
けれども今年はその手紙を書かなかった。 ものすごく迷った末にそうすることを選んだのだ。
一方通行の手紙。 喜んでくれるのかほっとしてくれるのか。 なにもわからないまま歳月が流れたようにおもう。
けれどもそれがカタチなのだとしたら。 そんなカタチなどもう必要ないように思った。
そのひとは決して嘆いたりはしないだろう。
これくらいのことで切れてしまうような縁ではないのだから。
わたしのなかでささやかなけじめのようなものがうまれる。
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