朝の肌寒さに今年初めてストーブを焚く。 ほんわかと暖かくなった台所でお味噌汁。 卵焼きのにおい。朝の家事も好きだなと思う。
サチコの彼。お婿さんと言うべきだろうか。 義理の息子と言うのがいちばん良いかもしれない。 今日は26歳の誕生日だった。
一日早く昨夜みんなでお祝いをした。 五人で焼肉。ビールもたくさん飲んだ。 家族がこうして揃うのは八月以来の事で。 嬉しくってたまらない父と母だった。
サチコ達ももうすぐ一年になる。 月日の流れるのはほんとうに早いものだ。 少しふっくらとしたサチコ。 家事と仕事の両立でやつれはしないかと。 心配性の母はずっと気掛かりでならなかったけれど。
ふたりチカラを合わせてがんばっているようす。 ふたりの笑顔がどんなにか嬉しかったことだろう。
息子君は早くも元旦の段取りをしたがって。 美味いもんを食おうぜとみんなの意見を聞いている。
今度みんなが揃う時はもう新しい年になっているのか。 またあらあらというまに日々が過ぎていくことだろう。
離ればなれに暮らしていてもみんな家族。
あったかくて優しくて尊い家族なのだった。
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