昨日からの雨も午前中にはやみ午後には薄く陽が射し始める。 恵みの雨だと喜んでいたけれど、県の中央部では水害があったそうだ。 降り過ぎてもいけない雨。ちょうど良いくらいの雨は難しいものである。
仕事。今日は朝から来客が多く慌しく時間が過ぎる。 やっと一息ついたお昼さがりにも思いがけない来客があった。
「こんにちは〜こんにちは〜」と大きな声がする。 お客さんならすぐにドアを開けて入ってきてくれるのに。 いったい誰だろうと母が外に出て応対をしたのだけれど。
なんとそれがテレビ局の人達だったようで。 母がそのひとりと盛んに話をしているのだった。 窓からちらっと覗くとテレビカメラが見えたので。 私は事務所で小さくなって外の様子を伺っていた。
そろそろ帰るらしい。もう大丈夫かなと外に出てみた。 そうしたらびっくり。母の横にタレントの石塚英彦が立っている。 ホンジャマカの石ちゃんである。ずっと母と話していたらしい。
そのひとはテレビで見るよりちょっと小さく見えたのが不思議だった。 サンダル履きで半ズボンとTシャツ姿。まるで近所の人のようにも見える。
帰り際にちょっとだけ私も声をかけた。くしゃくしゃっとした笑顔。 ああやっぱり石ちゃんだと夢をみているような気持ちになった。
ながいこと生きているとこんなこともあるのねと。 母もちょっと興奮したように喜んでいた。
なんていう番組なのだろう。それを訊き忘れたのが残念である。
母は「きっとボツになるよ」とあっけらかんと笑っていたけれど。
私は。母がテレビに出たら良いなあって思う。
なんだか今日はうきうきと嬉しい一日になった。
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