曇り日。梅雨らしく蒸し暑い一日だった。
ゆうがた。何気なくツバメの巣をながめていたら。 ちょうど親鳥が帰って来たところで巣を覗き込むような仕草。 その時ほんの一瞬だけれど小さなくちばしが見えたのだった。
よかった。無事に赤ちゃんが生まれたようだ。 「おとーさん!」と彼を呼びそのことを報せる。
「そうか、よかったなあ」彼の顔がほころんだ瞬間。
私達はまるでおじいちゃんとおばあちゃんみたいに。 これから育っていく子ツバメのことを見守っていくだろう。
そうして平穏に今日が暮れていく。
なんだか平和すぎてこわくなるくらいだった。
さらさらと川が流れるように一日が流れていく。
わたしはうまく身をまかせているのだろうかと。
ふと不安がってみたりもするのだった。
いいときもあればわるいときもある。
だとすればいまがいいときなのだろうか。
ありがとうございました。
きょうも手をあわせて眠りにつきたいとおもう。
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