昨日のどしゃ降りの雨が 桜をすっかり散らしてしまったと思っていた。
けれども桜はまだ残っていてくれていたのだ。 ほんの少し誇らしげに薄桃色の微笑をうかべ。
もうおしまいだなんて決めてしまわないでと。 儚いものをあわれむこころにまた花を咲かす。
ことしの桜はとてもつよい。それが嬉しかった。
わたしはすぐにあきらめてしまう性分だから。 ああ駄目だなって思ったらどんどん駄目になる。
時々そんなじぶんをコントロール出来なくなって。 悪いほうへ悪いほうへと押し流されてしまうのだ。
なにごとも気の持ちよう。なんども言い聞かしている。 病も気から。負けないぞって強い意志がなくてはならない。
そうしてもっとあっけらかんと生きていきたいと思う。 なるようになることはそっと見守るようなきもちで。 なんとかしなくてはならないと思わないでいたいものだ。
むつかしいけれど。少しずつそんな自分になっていきたい。
ゆうがた。玄関先のツバメが二羽になっていた。 このところ姿が見えなかったので心配していたけれど。 どうやらお嫁さんをさがしに行っていたらしい。
またこれからが楽しみになるな。老い始めた夫婦と老犬。 若きツバメ夫妻とともに。今日も平穏な一日をありがとう。
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