| 2009年12月16日(水) |
何事もなかったように |
天狗高原には初雪が降ったらしい。 風がとても冷たかった。もう真冬だと知る。
午前中は例のごとくで川仕事だった。 やっと海苔網を張る作業が終りほっとする。 あとは順調に生育することを祈るばかりだ。 それは寒いほど良い。あとは冬の陽射しと。 清らかな水。汽水域ならではの潮かげんだ。
明日からはまた山里の職場に行かなければいけない。 なんだかとても憂鬱。うまくスイッチが切り替わらない。 大好きな峠道のことなど思い浮かべながら気を宥めている。
思い起こせばこのいちねん。その葛藤に悩まされてきた。 いろんなことを受け止めてきたのだと思う。母のことも。 今はもう嫌いではなかった。親孝行だと割り切ってきた。
笑顔で行けばきっと笑顔に会えるだろうと信じていよう。
ぐるぐるとおなじところをまわれない。これもまた一歩だ。
昼間ちょっと大きな揺れの地震があったのだけれど。 家に独りきりだったのでよけいに怖くてびびってしまう。 南海大地震なみの地震が必ず来るのだといつも言われている。 だからもしかしたらと一瞬思った。実際にはただうろたえる。 揺れが治まるまではどうしようも出来ないのだと今日は学んだ。
近所に出掛けていた彼が急いで帰って来てくれた。そして笑う。 このひとはどんな時でも冷静なのだ。私とは違う人種なのだな。 「なんぼか怖かったろう!」とからかうように笑うばかりだった。
地震かみなり火事おやじ。このおやじを彼にしてあげようと思う。
平穏はすぐにかえってくる。何事もなかったように今日も暮れる。
|