| 2009年09月16日(水) |
心呼吸をいっぱいする |
真っ青な空に刷毛で描いたような雲。秋晴れの一日となった。 空気がとても美味しく感じる。すくっと背筋を伸ばしたくなる。
むかし詩を書いていたころ。しんこきゅうを心呼吸と書いていた。 字が間違っていますよと指摘を受けたことがある。いや違うのだ。 私にはそうではなくてはいけないことがある。深く息をすることは。 こころが呼吸をすることなのだと決して譲らなかった。今でもそう。
心呼吸をする。澄んだ空をそのままこころに映し出すように息をする。
そうするともやもや虫もくよくよ虫も忽然と何処かへ消え去っていく。
今日も早朝から川仕事。大潮が近いせいかすっかり水の引いた川で。 ムツゴロウみたいになって精を出す。頑張ったかいがありほぼ終了。 明日の分まで済んでしまいふたり気が抜けたような達成感を味わう。 お昼に少しだけビール。よく頑張りました賞だねとか言いつつ飲む。 平日の昼間に飲むビールは格別に美味しい。とてもとても爽快だった。
午後例のごとくうたた寝。ケイタイが鳴り始めて急いで飛び起きた。 職場の母からだった。仕事のこと私にしかわからないことがあった。 夢心地だったのが一気に現実に戻る。明日は行く約束をして切った。
母なりに気を遣ってくれているのがわかる。やはり助けてあげなくては。
今日も早目に散歩。夕陽にはまだ早くなんとなく気が進まなかったけれど。 あんずはいつになくご機嫌で先へ先へと私を引っ張るように土手の道を行く。 いつもはお大師堂が近づくと駄々をこねて暴れるのだけれど。今日は違う。 いったいどうしたことだろうと首を傾げつつもそんなあんずが嬉しかった。
『あかめ道』というのがある。赤い目をした大きな魚が生息している場所。 その道から深い川面を眺めた。とても神秘的な場所だ。少しどきどきする。
お大師堂のそばにも彼岸花が咲いていた。純白の萩の花にうもれるように。 血の色をした花に真っ白な雪が。なんだかとてもはっとするような光景だった。
川風にふかれながら心地よく帰る。心呼吸をいっぱいしながらすくっとなって帰る。
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