| 2009年04月25日(土) |
わたしをみてごらんなさい。 |
雨音に目覚める。いつまでも眠っていたいような朝。 動き出すのが億劫なのと。腑抜けたような脱力感が。 心地よいと思う。ふにゃふにゃとだらだらが似合う。
昨日川へ行ってとてもおどろいてしまった。海苔が。 一晩のうちに弱り果てて流れてしまっていたのだった。 嘆きつつも。もう寿命だったのだろうと潔くあきらめる。
もうじゅうぶん恵まれたことをありがたく思う。おかげで。 日々の暮らしが成り立つ。今年も自然に助けてもらったのだ。 明日からは後始末に励もう。最後まで感謝の気持ちを忘れず。
午後には雨もあがり薄日が射し始めていたけれど。ひたすら。 横になり眠ってばかりいた。だらしなさも気にならない時間。 あくせくと急く事は何もないのだと思うとありがたい休息日。
そんな一日が暮れていく。思いがけないほど紅い太陽が沈むのを見た。 ああ歩きたいなと思う。いてもたってもいられなくなり外に飛びだす。
待ってもう少しだけ待ってと太陽を追い掛けるように川辺を歩いた。 冬枯れたままの背高泡立ち草が。まるでヒトの影のようにそこにある。 手を触れればいとも簡単に折れてしまうだろう。老いたるその姿にも。 いのちが宿る。わたしをみてごらんさい。そんな声が聴こえるようだ。
水はひたひたと静かに流れる。今日の雨もともに流れているのだろう。 その水が紅く染まっては。太陽はもう引き止められずに落ちゆくばかり。
ああいるな・・と。わたしはわたしを確かめるように佇んでいられた。
精一杯の日々ってどんな日々なのだろう。
いったいどれほどの心を尽くせばいいのか。
わたしにはわからないことがたくさんある。
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