| 2009年04月15日(水) |
へいわだなといまをおもう。 |
昨日の雨のおかげだろうか。爽やかに緑が匂う。 風も五月の頃に似て。鯉のぼりも元気におよぐ。
土手には名も知らぬ花。その黄色が緑に映える。 息を大きく吸いながらそんな土手を仰いでいた。
心呼吸と私は名付ける。新鮮な空気で心を満たす。
藤の花ばかりではなかった。もうツツジも咲き始め。 民家の庭先などにそれを見つけると。はっと嬉しい。 あれはいつの春だったろうか。ツツジばかりの公園。 またきっと来ようねと約束をしたきり行けずにいる。 今年も行けそうにはないけれどあの日が忘れられない。
ゆうがたすこし胃痛。堪えながらまたあんずとお散歩。 苛立ちそうになりながら。それを宥めつつ川辺を歩く。 夕空に飛行機雲が見えた。光る機体はそのまま星に似る。
しばし立ち止まっていたいけれど。それをさせてくれない。 あんずも苛立っているのだろう。お腹が空いているのかも。
ふたりよく似ている。そう思うとふっと可笑しくなってくる。
そうしてきょうが暮れていく。夜風も心地よくいつもの窓辺。 あれはもしや蛙の声か。どこからともなく鳴き声が耳に届く。
へいわだなといまをおもう。胃痛を宥めつつまた酒を煽る夜。
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