| 2009年04月07日(火) |
沈むんだな・・暮れるんだな・・ |
まるで初夏の陽気。ご近所にはもう鯉のぼりがお目見えする。 そよ風にそれは上手く空を泳げずにいたけれど。もうそんな頃。 やっと春本番を迎えたと思っていた季節が。とても急ぎ足で。
進み始めている。私も上手くは泳げない空の鯉の気持ちになった。 ここはそっと風を待ちつつ。その時がくれば心地よく泳いでみよう。
今朝のこと。めったにしない口喧嘩のようなものを彼としてみる。 なんだかとても悲しくなってしまった。もう顔もみたくないって。 思っていたのに。10分もしないうちにそれどころではなくなり。 ふたり川仕事に精を出す。鶯の歌声が救ってくれたのかもしれない。
悪いのは自分なのだと思う。忙しさに苛立っていたのだろうと思う。 それを指摘しない彼。いつまでも尾を引こうとしない彼を尊敬する。
おにいちゃん。彼はいつまでたっても私の兄のような存在だ・・。
午後。庭でつかのま花いじり。紫陽花の新芽が艶やかな緑だったり。 大好きなキャットテールも萌えてきた。そうして紫のツル日日草や。 何よりも諦めていた『わすれな草』一昨年種を蒔き育てていたのが。 やっと今年初めて咲いてくれたのだ。ちいさな青い花が嬉しかった。
つばめが何度も頭上を行き交う。猫のひたいほどのちいさな庭でも。 うずくまって語りかけるように草花を愛でる。至福のひと時である。
夕陽の頃。染まる川面をみたくなり。またとぼとぼと散歩に出掛ける。 太陽がはっとするほど紅くて。こころのどこかにせつなさが込み上げる。
沈むんだな・・暮れるんだな・・って何度も振り向きながら家に帰った。
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