| 2009年01月07日(水) |
出会ってくれた旅人へ |
のんびりと歩き始めたつもりだったけれど。無意識のうちに。 駆け足になっていたのかもしれない。ほんの少しお疲れさん。
朝の道を駆け抜けないように心がけ。ゆっくりと山道を行く。 民家の庭先にたくさんの大根が干してあるのを見つけたりして。 美味しい沢庵が出来そうだなって思ったりしては心を和ます。
のろのろ運転の軽トラックには紅葉マーク。無理に追い越さず。 スピードを落としひたすら後を付いて行く。のどかな朝だこと。
冬けやきを仰ぐ。今朝は曇り空だけれどそのしなやかな枝先が。 何ひとつ求めずにいるように感じてはっとするくらい凜と映る。
そんな存在。そんなふうに佇んでいたいものだとつくづく思う。
職場は今日も大繁盛。後から後から来客が絶えず嬉しい悲鳴をあげた。 外回りの仕事もあり村外に出たついでにコンビニで好きな豆大福を買う。 最近無性に小豆物が食べたくてならない。もうすっかり餡子姫になった。
お昼休み。文庫本を開いたものの集中出来ずにぼんやりとクルマにこもる。 かといって眠くもならず曇り空を見上げてばかりいたところメールが届く。
ずっと気になっていた例のお遍路さんからだった。今は松山にいるという。 今朝は道後温泉に浸かれたそうでとてもとてもほっとする。旅のあいだは。 野宿続きでお風呂どころではなかったことだろう。どんなにか心地よくて。 疲れた身体を癒すことが出来たことだろう。安堵と嬉しさでいっぱいになった。
ふっと過ぎ去った夏の日のJさんを想った。Jさんも旅人だったのだなって。 今は何も伝えられない。とても大きな壁があって向こう側にそっといるひと。 けれどもかけがえのない縁のあるひと。私はその縁をなんとしても繋ぎ止めたい。
偶然は必然なのだ。そうでなければ出会えない縁というのもが必ずあるのだと。 信じている。負けないで、どうか今を乗り越えてきっと光を見つけてと祈っている。
縁というものはほんとうにありがたいものだ。何度だって言うけれど。 その日その時その瞬間でなければ出会えない縁が。私の『宝物』なのだから。
ひとが好きです。誰になんと言われようと。私はひとが好きでならない。
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