| 2008年10月14日(火) |
そうしてなんとかなるらしい |
真夜中に目を覚ますと雨が降っていた。その雨はやまずに。 今日もいちにち雨となる。お隣の秋桜から落ちる雨の雫が。
なんだか涙みたいに見えたけれど。こだわることもせずに。 仕事に出掛けた。長いトンネルを抜けいつもの山道を行く。
するとすぐにふたりづれのお遍路さんに会った。赤と青の。 雨合羽を着ていて肩を寄せ合い歩く姿は。ご夫婦らしくて。 お互いを労わりつつ歩いているように見えた。ほのぼのと。 こころが温かくなるそんな光景。雨よどしゃぶりになるな。 と願いながらふたりを追い越す。峠道の厳しさに負けないで。
仕事は相変わらずで。気持ちばかりがぐるぐるとするばかり。 それが空回りだとわかっているけれど。苛立ちが渦になって。 なかなか納まってはくれない。これは精神力のモンダイだと。 何度だって戒めてきたけれど。ほとほと疲れてしまった本音。
あしたは明日の風が吹くらしい。そうしてなんとかなるらしい。
帰り道。信号待ちをしていたら。いきなりまた例の症状が出る。 いったいどうしたことだろう。じぶんの身体に訊きたいくらいだ。 これくらいのことでといつも思う。大丈夫なんだからそうなれと。
家へ帰り着くとほんとうにほっとする。ワンコは元気かメダカは元気か。 母さんも元気だよと明るい声でそう告げるのが。私の日課のようなもの。
晩御飯はまた野菜炒め。そろそろ焼肉が食いたいなお母さんと彼が言う。 実は私も食べたいよお父さん。今度の土曜日あたりにしようかねと約束。
いまは雨もやみ。かすかに太鼓の音を聴きながらこれを書いている。 地区の秋祭りが近づいているらしい。和太鼓の音がとても好きだった。
どんどこどんどこ打ちやまぬ
おまえの胸も打ってあげよう
やぶけるな響けつよく響けよ
どんどこどんどこ打ってやる
この響き忘れるなよこの音を
信じろよ。さあ胸を張っていけ!
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