| 2008年09月14日(日) |
さあ静まれ。そうよしよし。 |
曇り日。午後からすこし薄日が射し蒸し暑さを感じる。
命の限りと蝉が鳴く。そんな夏の名残の声が愛しくもあった。
予定通り午前中は川仕事。漁場の準備がやっと終りほっとする。 今度は11月頃になるだろう。海苔網を張り真冬の寒さを待つばかり。
心地よい達成感と脱力。午後はまた読書をしながらのお昼寝予定だった。
開け放した窓から吹き抜けてくれるであろう風の囁きを願いつつ。 どうしたわけか。些細な物音に神経がぴりぴりと敏感になっていけない。
裏のお家の赤ちゃんの泣き声。お向かいの奥さんの甲高い話し声とか。 いつもはあまり気にならないことが。無性に気に障っていけなかった。
どうどうと馬を宥めているような気持ち。さあ静まれ。そうよしよし。
結局本も読めず眠ることも出来なくて。茶の間で寛いでいる彼に愚痴る。 そうしたら。「いちばんうるさいのはおまえだ!」と叱られてしまった。
一気にしゅんとして。しかたなく一緒にテレビを見る。つまらない番組。 でもちらちらと見ていたら。けっこう面白いのじゃないのになるから不思議。
私ってじぶんかってなんだなあってつくづく思う。 赤ちゃんごめんなさい。お向かいの奥さんごめんなさい。彼にもごめんなさい。
買物にも行かず。冷蔵庫にあるもので献立を考える。鶏肉と茄子があった。 どちらも油で揚げて。玉葱をたっぷりのせて南蛮漬けみたいにしてみた。
でもご飯が一人分しかなくて。もう今から炊けないやってパスタを湯がく。 チルド室に明太子があって良かった。サチコも私もパスタ大好きだもんな。
いまはサチコの帰りを待っている。その前に『篤姫』が始まっちゃうなあ。
窓の外。救急車がピーポーしている。裏の赤ちゃんが猫みたいな声で泣いてる。
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