| 2008年09月03日(水) |
わたしは空を見ていた。 |
もしかしたら晴れるかもしれない空を 願望とかいうのじゃなくて眺めていると。
ふしぎとこころがひろくなったような気がする朝だった。
いつまでもちまちま悩んでいるのじゃないよ。 些細なことに拘っている場合かよ。ばーかめ。
そのひろーいこころの私が。呆れ顔で笑ってくれる。
そうだなって素直に思う。もうそんな私のことをゆるしてあげよう。
なんだかながいトンネルの中をとぼとぼと歩いていた。 それはかつて確かに通った憶えのある道だった。もう二度と。 こんな道に迷い込むことはしないと。心に誓ったはずだった。
それなのに気がつけばまたそこにいる。なんて情けないことだろう。 悔しくてならない。苦しくてならない。自分の頬をぶってやりたい。
そうして一気に信念に似たものが崩れていく。その音を確かに聴いた。 拾い集めることなんてとうてい出来ない。そのことがとても悲しかった。
いま悲観したな。いまおまえは諦めたな。この愚か者め。ばかやろう!
怒鳴って抱きしめる。抱きしめては突き放す。泣きたければ勝手に泣け!
ああ泣くわ。泣けばいいんでしょ。そう言うおまえのことが大嫌いなんだ。
わたしは空を見ていた。この空にいったい何を求めようというのだろう。
重たい雲が流れてきたって。嘆くこともせずにその胸を差し出すことをする。
我慢しているのでもなく。苦労しているのでもない。ただそこに在る空。
消えることもしない。逃げることもしない。そこが空のあるべき場所だった。
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