| 2008年07月19日(土) |
なんだかすごくほっとしたひと時 |
ありがたき三連休の初日。気だるさを愉しむようにのんびりと過ごす。
朝の窓辺から白い月が見えた。川向の山の上にぽっかりとそれが浮かび。 その月のことを愛しむように。太陽が昇り始める。眩しさが一層と増し。
月が後ろ髪を引かれるように去っていくのを見ていた。空が動いている。 こうしてぽつねんと佇んでいても。何ひとつそこに留まってはいられない。
もうじゅんぶんに知っていることを。またくどいくらいに感じた朝だった。
玄関のチャイムが鳴り。従兄弟が『川海老』をたくさん持って来てくれる。 まだ生きているそれを冷蔵庫に入れ。寒くはないかとふと気遣ってしまう。
洗濯物を干す。まあるく掃除をする。庭の花たちを眺める。飼い犬と語らう。
開店時間に合わせて買物に行く。『天使の涙』という観葉植物を買った。 小さな緑の葉のカタチが楕円形で。それが涙のカタチに似ているらしい。 そんなふうにカタチがあるものだろうか。天使の涙は緑色なのかもしれない。
午後。例のごとくお昼寝。押入れからボンボンベットを出してきて寝転ぶ。 お隣からピアノの音。猫ふんじゃったと隣のトトロを聴きながらまどろむ。 子供は暑くてもとても元気だ。もう夏休みらしい。明日も明後日もピアノ。
夕方近く。息子君から電話があり。晩御飯を食べに来てくれると言うこと。 一気に元気が出てくる。捻り鉢巻をしてお炊事を頑張りたくなるような気持。
川海老はもう動かなくなっていてほっとする。カラリッと唐揚げにしてみる。 姑さんの畑で採れた茄子と豚肉を甘辛く炒め煮。生姜と唐辛子もちょこっと。
後は鯵の開き。息子君の好きなトマト。辛いけど旨いと書いてあるキムチ。
ほんとうにありあわせの晩御飯だったけれど。特別じゃないそういうのが。 息子君は嬉しかったみたいだった。一緒に暮らしていた頃と変わらないこと。
そういうのが良いなあって母も思った。なんだかすごくほっとしたひと時だった。
ちゃんと食べているかなあって気遣ったり。仕事順調かなあって心配したり。 親って。あれこれどうしようもなくいろんなことを思ってしまうものだけど。
いくつになっても子供は『こども』その子供の親であることを誇りに思うのだった。
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