| 2008年07月15日(火) |
誰だってみんなそうなることが出来そう |
お風呂上り。いつもの窓辺から淡い夕焼けを見ている。
だんだんと紅くなるかなって思いながら。夕風がそよよ。
その風の向こうに人がいて。数えてみたら6人もいて。
おしゃべりをしている。「モモちゃん」って呼ぶ声も。
白い子犬がはしゃぎまわっている。あれがモモちゃんだ。
ピョンピョンと嬉しそうに走り回っている。可愛い犬だ。
ひとり去る。またひとりふたり去る。そうしてさんにん。
赤ちゃんを抱っこしているひと。帽子を被ったおばさん。
もうひとりは藤色のシャツを着て何かを話しているふう。
夕涼みは気持ち良さそうだ。ああほんとうに絵のように。
ひとが見える。誰だってみんなそうなることが出来そう。
そうしてみんな去っていってしまった。あとは風あとは。
尾をひくような紅い雲がそこに佇む。刻々と消えそうで。
夕風が夜風にかわる。その真っ只中に今いることを想う。
いちにち。ありふれていて。べつにどうってことなくて。
でも。こんなふうに暮れていくことが愛しくてならない。
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