| 2008年07月12日(土) |
ぽっかり空に浮かんでいるようなきもち。 |
土曜日。言葉に出来ないほどの開放感がそこにあり。なんだかぽっかりと。 空に浮かんでいるような気持ちになった。風まかせだなあの気儘さが良い。
些細なことをいつまでも気に病んでしまう悪いくせ。 自分でつくった殻の中に。きゅうっと閉じこもってしまうくせ。 見渡せば果てしないものがいつだってそばにいてくれることに。 もっともっと気づかなければいけない。たとえば空。たとえば海。
ふうっと風が吹いてきて。ゆっくりと動き始める。 彼が珍しく買い物に行こうと言う。買って欲しいものがある子供みたい。 ワークショップに行って。夏用の涼しげな作業ズボンを買ってあげる。 安物なのにすごい嬉しそうな顔をする。にこにこしている彼が好きだ。
それから食料品を買いに行く。暑いから今夜はお素麺にしようかねって。 鮮魚売場で『サザエ』を見つける。特売のサザエってちょっと不安だけど。 サチコが喜びそうでついつい買ってしまった。今夜はサザエの壷焼しよう。
帰宅して。すごい久しぶりのミシン。買って来たズボンの裾上げを済ます。 亡くなった父が買ってくれたミシン。もう30年昔の古いミシンだけど。 今でもちゃんと動いてくれる。子供達の服もいっぱい縫った事を思い出す。
ゆうがた。昨夜からまたプチ家出していたサチコが鼻歌気分で帰って来る。 おっきなお鍋でお素麺を10束ゆがく。冷蔵庫から例の物を出して見せるなり。
「サザエさ〜ん」とサチコが喜びの声をあげ。テーマソングを歌い始める。 それが私とまったく同時に歌い始めてしまったので。顔を見合わせ大笑い。 「お魚くわえたドラネコをおっかけて〜」台所で一気にテンションあげて。
母はすっかりタラちゃんになった。「これ焼くでしゅね」とか言ってみたり。 「あちゅそうでしゅね。痛くないでしゅかね?」ってサザエ役のサチコの側で。
いっぱい笑って日が暮れていく。ささやかなことがこんなに嬉しい事はない。
家族ってほんとうにありがたいものだ。
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