ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2008年06月07日(土) かけがえのないもの

晴れるかなって思ったけど晴れなくて。雨かなって思ったけど降れなくて。
こんな日の空はそっとしておいてあげたい。見守るようにして見上げる空。


朝のうちは庭に出て花いじり。雨に朽ちた花を切ったり雑草を引いたり。
そうして玄関先のツバメを観察したりする。先日のカラスらしい襲撃から。
命を救われた子ツバメがいる。最初は二羽だと思っていたけれど一羽だった。

ずいぶんと怖い目にあったのだろう。あれ以来巣から顔を出そうとしない。
けれどちゃんと帰って来てくれた親ツバメが餌を運んでくると。ほっとして。
ちょこっとだけその姿を見せてくれる。ああ大きくなってるって嬉しい姿。

鳴き声は殆ど聴こえない。うちの彼がいうには『ひとりっ子』になって
しまったからだと。我先に鳴いて餌を欲しがる必要がなくなったからだと。

なるほど・・と思う。そうして親ツバメも今まで以上に愛情を示している。
そんなふうに感じる。餌をあげた後もしばらくは巣の近くから離れないで。
食べ終わってまたちいさくうずくまるのを確かめてから。また空へと向かう。

なんとしてもこの子だけは。そんな親の気持がひしひしと伝わってくるのだ。


そんなツバメの話しをしながら。ふたりの子供に恵まれた我が家の夕食。
お兄ちゃんがもうすぐ誕生日なのを。少し早目にお祝いをすることになった。

また焼肉だけれど。お兄ちゃんの食べたい物にしようとサチコが言った。
久しぶりにワインも飲む。そうして別腹でケーキも食べた。ゆっくりと。
あれこれ話しをしながら。まあるく輪のようになって日が暮れていった。

29歳。とても信じられないけれど。それはほんとうのことらしい。

わたしたちはこの子の命のおかげで夫婦になれた。親になれたのだ。


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