| 2008年05月17日(土) |
ぽぽっとちいさなあかりがともる。 |
おはようと言ってくれる花。それは道端に咲く黄色の花。
ひまわり色のその花は。きちんと朝陽を見失わずにいて。
みんな一斉に顔を背けることなく。真っ直ぐに空を仰ぐ。
まるで眩しさを愛しんでいるかのような。素直なこころ。
おかえりなさいと言ってくれる時。それは夕陽に向かう。
追ってはいけぬ宿命を受け入れてしまったおんなに似て。
せつなくもあり。かと言って嘆かず。精一杯のこころで。
そのありかを守る。ここで感じるここで見つける意志が。
きょうも暮れていく。その花の眠る姿をわたしは知らない。

めも。今朝とても嬉しかったこと
山道をくねくね行って。二つ目の集落に差し掛かった時。 ちいちゃな女の子に会った。お母さんと花を植えていたらしく。 ちんまりとしゃがんでいたのだけれど。私のクルマを見つけるなり。 その女の子は立ち上がって。それはそれは嬉しそうに手を振ってくれた。
私もすごく嬉しくなって。千切れんばかりに手を振って応えた朝の道。 ほんの一瞬のことがなんだか贈り物みたいに思えて。ほろりっとする。
そのときずっと忘れていたものに。ぽぽっとちいさなあかりがともった。
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