| 2008年04月17日(木) |
ただそこにある水にあった日 |
ふつか降り続いた雨がやっとやむ。
風さえもやんでしまった夕暮れ近く。
川沿いの道から大河をながめていた。
まるで湖のようだ。灰色でもなくて。
なんといえばいいのか。青くもなく。
ひたひたとした水がただそこにある。
ここはどこだろうとふしぎにおもう。
眠っているのか。留まっているのか。
みずうみのほとりに。ぽつねんと私。

彼が内科の通院日のため。今日の川仕事はお休みになる。 おかげで朝から山里の職場へと駆けつけることが出来た。
山積みの仕事をせっせと頑張る。自動車保険の仕事が多く。 お客さんの家に行っては。庭の花を立ち止まって眺めたり。 猫と話しをしたりするのが嬉しい。この仕事好きだなって。 ちょっと思う。出来ればずっと続けたい。先が見えなくても。 先に行けばなんとかなるように思う。行ってみたいなと思う。
事務所で。タイヤランドのおにいさんと話していて愉快だった。 ここに来る道はすごい遠く感じるけど。帰りはなんか早く感じる。 同じ距離なのにどうしてだろう?って。真面目な顔して言うので。
「ここにはキツネがいるんだよ」って言ったら。やっぱそうかって。 大笑いになった。そうそう、ここではみんな化かされてしまうんだ。
そうして私も帰る。うん確かに早い。高速びゅんびゅんとばして帰る。
帰り道。国道沿いのパン屋さんの庭に。もう藤の花が満開だった。 藤棚を埋め尽くすほどの薄紫に心を奪われる。とても好きな色だ。
パン買えばよかったなって思いながら大橋を渡る。少し開けた窓。
水の匂いが満ちてくる。なんだか水鳥の気分で。羽ばたくように。
うちに帰った。
|