| 2008年03月26日(水) |
さあ。もう暮れてしまおう。 |
いま。薄ぼんやりと暮れていくところ。川向の山が。
影絵のようにそこにある。もうすぐ一番星が見える。
頃だろう。窓辺にいるとやけにひっそりとしていて。
なんだか時間に取り残された忘れ物みたいなじぶん。
おなじように暮れていく。かんたんなことのようで。
ときどきふっと心細くなる。ちゃんとここにいるよ。
誰かに声をかけたくなる。さあもう暮れてしまおう。

今朝。洗濯物を干してから少し時間があったので。庭いじりをする。 冬のあいだほったらかしにしてあった花の鉢など。草を引いたりして。
紫陽花の芽を見つける。枯れ枝のようでいてちゃんと芽吹いてくれた。 そうそう。この鉢はこの前、飼い犬にひっくり返されていたんだっけ。 あの時はもう駄目かもって思っていたのに。よかった。もう大丈夫だ。
十二単という名の花の鉢。これも飼い犬にほじられてひどいありさま。 だったけれど。拾い集めて植え直しておいたのが。ちゃんとしっかり。 根を張ってくれた。この花はとても好きな花。とても凛々しく咲く花。
あれこれ嬉しくしていると。飼い犬が後ろから擦り寄ってきてお尻を。 くんくんしながら舐め始める。もうやめてよ!って声を荒げたりする。 遊んで欲しいのだろう。甘えているのだろう。わかってはいるけれど。
お母さんはご機嫌が悪くてごめんよ。毎日ほんとに退屈でつまらない。 だから花の鉢をひっくり返したり悪戯をしてしまうのだろうって思う。
彼女は老犬になってから悪戯をおぼえた。怒っても叱っても「ふん!」 の顔をして見せる。ちょっと挑戦的だ。あるいみ私のライバルみたい。
人間だともう80歳くらいだと思う。私だって悪戯をしてみたいものだ。
そうしてまた気忙しさへと動き始める。つかのまの庭いじりだった。
でも。愛犬とふれあえたのかもしれない。いい日だったなって思う。
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