| 2007年12月27日(木) |
手折れない花の咲く道 |
寒椿なのだろうか。それは山茶花にも似ていて。
朝の道の民家の庭から。冬の景色を彩っている。
ふわふわっとした白い花びら。ふっと懐かしい。
あれは幼い頃に作った柔らかな紙の花のようだ。
きちんきちんと折りたたんで。真ん中をしばり。
一枚ずつそれをめくるように起こしていったら。
花になる。中指につけておっきな指輪みたいに。
髪にかざせば。みんなお姫様みたいになって遊ぶ。
踊ることだってする。歌うことだってする嬉しさ。
とおく遠く来てしまったというのに。花になる日。
山里の雀色の道に。咲く花は愛しいひとのように。
懐かしい。ふっと声が聴こえる。朝の光のなかに。
逢えないのではなかった。逢わなかったのだと思う。
手折れない花が。いまもそこに咲いているのだった。

仕事がすこうし気楽になる。随分とじたばたしていたらしい。 もういいやって今日は思った。なるようになるさって思ったら。 逃げる必要もない。急いで焦ってどこに行こうが勝手にしよう。
そこに川があるからといって泳がなくてもいい。
寒いし。風邪をひくから。なんとなく見ていることに決めた。
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