ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2007年06月12日(火) 微笑みのれんしゅう

雨のにおいがする。夕方すこしだけぽろぽろとこぼれた。
今年は梅雨っていうのがないのかもしれないと思っていたけれど。
やはりそれはちゃんとあったほうがいい。いつもと違うのは不安だもの。


今日は萩の花が咲いているのを見つけた。たぶん山萩というのだろう。
緑ばかりが濃い山肌から。紫でもなく紅でもなくその中間の萩色が見えた。

それはずっと秋の色だと信じていたから。ふとそれがあやまちのように思った。
だけど確かに咲いていた。きっと夏に咲き始め秋までずっと山を彩ることだろう。




昨日。微笑みの練習をした。上手く出来るかどうか自信はまるでなかったけれど。
やらなくちゃってかなり思いつめていたから。とにかくそうしようと決めたのだ。

本格的に仕事に復帰してみると。どうしても拒絶反応みたいなのが生じてくる。
だから私はすごく不機嫌だったらしい。自覚はないけれど影響を敏感に感じる。

微笑まないひとには。誰も微笑もうとしないのだ。
苛立ってばかりのひとには。もっとするどい矢のようなモノが当たる。
痛い痛いと嘆いていると。こんどは身体にまで打撃がおそってくる。
私の場合は胃痛だった。それは家に帰るとすぐに治まる不思議な胃痛だった。

だから彼が。ちょっと同情もしてくれる彼が。昨日は魔の月曜日やねって。
なだめてもくれたのだけど。その魔の姿もカタチも私にはよくわからなかった。

とにかく魔がそこにいる。もしくは在るのだけれど。逃げるのは卑怯だと思う。
私は魔法使いではない。すこしは小悪魔だけれども。決して魔女ではない。

だからそこが。ほんとうは怖くてならない場所なのだ。


微笑みの練習は。ちょっとぎこちない。目元も口元も傷口が乾き始めたような。
無理をしなければもう少しでその傷口も治るのだろうに。だけどもしかしたら。

もともと傷などなかったのかもしれないでしょ。

もっとよく見て。これはとてもたいせつなことよ。


わたしのまわりには。傷ついたひとたちがいた。

みんな。みんな悲しそうな顔ばかりしていた。

それは私が毎日。がむしゃらに矢を射っていたからだ。



今日は。微笑みの本番だった。もう練習する必要などこれっぽっちもない。

明日も。これからだって。私は心から微笑むことがきっとできる。


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