寒気もゆるみやわらかな陽射しに恵まれては。また新しき年へと歩みだした。 年頭の抱負などは何ひとつ思うこともなく。ただただ平穏を祈るばかりである。
届いた年賀状のありがたさ。お元気ですか?と添えられてあるそのひとことが。 とても嬉しく思う。思えば幾年やら20代の若き日から会えないままでいる友。 その笑顔が懐かしく目に浮かんでくる。あの日のままで。それは遠い昔ではなく。 つい昨日ではなかったかと思えるほど。色褪せぬままに心に映し出されてくるもの。
大晦日の夜から賑やかにお酒をいただき。元旦もまたそのうえの賑やかさとなった。 親族内そろったところへサチコの彼氏も加わり。みなで和みつつ酔って候のてい。 ほのぼのと心地良く。楽しい時を過ごさせていただくありがたさは一入であった。
ふつか日の昨日は生憎の小雨模様ではあったが。隣り町の延光寺さんに初参りに行く。 彼はといえば雨を疎んで行きたがらず。私はむしろ雨も好ましく思ってひとり出掛けた。
お寺の裏山の八十八ヶ所巡り。その枯葉の潤った道を踏みしめるように登りつつ。 先にも後ろにも人の息がないことが。ただただぽつねんと己を確かめるに相応しく。 身も心もすっかりと澄みわたり。傘もささずにいるとよけいに心洗われる気持ちになる。
ありがたい道だとつくづくと思う。この先どんなに老いようと歩こうと思う道だった。
そうして平安に平穏にまた夜が巡って来ると。ゆっくりと日常の気配も強まり。 またここから歩みだせる日々が目の前にずっとながく続いているのだと思うと。 とにかく一日を一歩だと踏みしめて行こうと思う。どんな日もあるだろうけれど。 どんな日もありがたく受止めていけるよう。こころを平らかに保ち続けたいものだ。

実は昨夜。こうして書いている途中にちょっとしたアクシデントがありました。 まことに不本意なことで。いま思えばその原因もさだかではないのだけれど。
わたくし生まれて初めて救急車のお世話になりました。
いやはや情けないことですが。もうこれで死ぬのかと思いました。 言葉遣いは悪いけれど「くそぅ・・くそぅ・・くそぅ!!」と思いました。
過換気症候群とやらの発作だったそうで。ひとにはよくあることだそうです。
だからわたしにもあったのでしょう。
一夜明ければ嘘のように元気です!まあだから。どんな日もあるものですね。
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