ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年07月29日(土) あいよ。ほらよ。

雨ばかりだと太陽が恋しいと言って。日照りが続くと雨が恋しいと思う。
ひとってそんなもんのようだ。現状に満足するのが苦手なのかもしれない。

連日35℃を越す猛暑が続いている。いささかくたばり気味のこの頃であった。

そんな真夏。山里ではすっかり稲が実り。早くも稲刈りを始めた農家もある。
青くゆらゆらと若き緑が目に鮮やかだった頃。それはついこの前のように思う。
なんだか時が急ピッチで流れているようだ。自分も確かにそんなふうなのかな。
よくわからない。どんなふうに流れてきたのか。気がつけばいつもそこにいる。

そしていつかいなくなる。いつかわからない。そのことがすこし不安だった。

だから。いまが夏って。ほんとうにありがたいことなんだなって思っている。




チエさんの実家から鰹が届いた。気仙沼から届いた鰹らしかった。
ここいらの魚屋さんでは見られないようなとてもおっきな鰹だった。

でね。またまた台所で悪戦苦闘。丸ごと一匹という鰹を捌くのは大変なんだ。
まずは三枚にしようと頑張ったが。骨についている身がもったいないほどで。
あらまあという結果になってしまう。でもその身を庖丁でこそぎ落としてみると。
ネギトロのマグロみたいになった。ちょっと味見。そこで冷えたビールをごくり。

あたしはほろ酔った時にこそ気合いが入るんだ。おっし、お刺身を頑張ろう!
青紫蘇を添えたお皿に。ちょっとぐにゃぐにゃになった切身を並べて出来上がり。
サチコはせっせとニンニクをスライスしている。夫君はお箸でお皿を叩いている。

あいよ。ほらよ。そんな感じで。今夜の食卓は鰹で酒盛りとなりにけり。
なんかすごく週末だあって雰囲気で。テンション高く。そのご機嫌が嬉しく思う。



街では。市民祭で。今夜は提灯台のパレードが練り歩いているのだけれど。
飲酒な一家は出掛けられず。もうすでに祭りのあとの静けさであった。


かくして。夏の夜がそれらしく更けてゆくのである。 ちゃんちゃんとな。
       




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