ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年06月17日(土) 自己の満足

梅雨らしくあり。しとしとのいちにちであった。
気分的に少しだるだるな感じがするのもよくて。
ひとやすみもふたやすみもしてみるのがよい。


本を読んでいたのだが。どうも気が散っていけなかった。
裏隣の奥様がまたお琴の練習を始めていたのであるが。
ちんとらちんとら。ずいぶんと上手になったなと思うが。
時々間違えては同じ演奏を何度も繰り返すのである。
もういいではないか。先に進みたまえ。最後まで一気に。

さすがの私も苛立ちはじめ。いやいやもともと苛立って。
いたのであろう。裏窓をそっと開けて様子を窺ってみた。

ひとというものは。ほんとうにいろいろであるものだが。
雨にも関わらず。いや雨だからかもしれず窓を開け広げ。
特別な演奏のごとく。あたりにその音色を届けようとする。

なんだかすごく嫌なものを見てしまったような気がしたのだ。

だけど。そのことを夫君に言うと。
そんなもんだぜと。うっとり弾いているんだからそっとしとけと。
あんまり気にするから気に障るんだと言う。

うむと深く考えるまでもなく。彼というひとをまた尊敬してしまった。

たとえばそれを私に言い換えると。
この場をかりて。こうして書いていることにもそれが当て嵌まるのでは。
どのような駄文であっても。読んでくれるひとがいてくれるから。
書けるのである。公開しないのであれば。今の私はきっと書けないと思う。

それは過去に遡っても言えることだった。
少女はいつもノートに落書きするように詩を書いていたが。
恋しい人だけにはそれを読んで欲しいと願ってやまなかった。
その結果。押し付けがましくもなる。それは当然の結果のごとく。

自己の満足というものは。とても奥の深いものなのであろう・・。


だからいけないと私は言えない。

とにかくそっとしておいてあげようと思うのだ。



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