ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年06月09日(金) 合歓の木

とうとう梅雨の頃になってしまったようだ。
でも本日は素晴らしく晴れて清々しさこのうえなく。
すうはあすうはあ初夏の風を浴びているのが幸せだなって思った。

ちょっとショックだったのは。今朝職場に着くなりのことだった。
昨夜の嵐のような風のせいで。庭の合歓の木がぽっきり折れてしまっていた。
どさっとそれは落ちていて。見るとたくさんの花の蕾がついているではないか。
あのなんともいえない神秘的であるような。薄桃色の鳥のような花の咲く木だ。

あああおしまいや。なんかもうおしまいの気がするとオババが嘆く。
あたしだって悲しいと思う。でもこんなこともあるのだなって思う。

生かすぜ。なんとしても花を咲かすぜとオババが血迷ったように言って。
あちこちからおっきなポリバケツとか。壊れた洗濯機とかに水を張って。
合歓の木は活けられることになった。咲くだろうか。きっと咲くだろう。


冬枯れの日の合歓の木を想う。空に向かって手を伸ばすように生きていた。
仰ぎ見てはどんなにか希望を。授けてもらったことか。時にはちょっぴり。
せつなくて。なぜかそれはどうしてかせつない姿をしている時もあったのだ。


咲けないのは悲しい。いちばん悲しいのは折れてしまった合歓の木のこころ。

        だからきっと咲かせてあげたいと思う。




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