今日も花冷えの頃。北風が強くてひゅるひゅると鳴いている声。 桜はゆれて。揺さぶられるようにゆれている。だけど散らない。 くちびるをきゅっと結んで耐えているかのように咲く花だった。
散る時は見事に散ってみせる。あっけないほど潔くこの季にけじめをつける花。
そんなふうに生きたいものだ。今生のけじめをつけるために咲いて終りたいと思う。
夕暮れて日常。こころとはうらはらに。とんとんと平穏の住処に居る。 笑顔はいつも笑顔に会える。それはほんとうにありがたいひと時である。
ひとり遅れて帰宅した息子君が。「おい!いま帰ったぞ!」って言う。 洗濯物を畳みながらその声をきき。思わずぷっと吹き出してしまった。
ある日突然。なにもかも失ってしまうのではないかと。ふと不安になる。 避けられないことが今にも襲って来そうで怖くなることが。ありませんか?
わたしはあります。だからといってすすむことを止められないのが時です。
『いまを生きる』って。けっこうむつかしいことなんだなと思う・・・。
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