ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年03月29日(水) 花冷えの頃

朝の陽射しにほっとしたのもつかのま。黒雲が立ち込めてきて時雨れてしまう。
冷たい雨だった。冬があがいているような。とうとう最後だと知らせに来たような。

だけど春なのにちがいない。今日を花冷えの頃と記しておくことにしよう。



わたしは。少しずつあることから吹っ切れている。
もしかしたら。もうとらわれてはいないのかも。
しれないのだ。よくわからないけどそう感じられる。


むかし書いたことがある。「その後ろ指を折ってあげる」と。
あの頃は若かったのだろう。はむかうことなどなんでもなかった。
あたしはあたしなんだと胸をはって。どうどうと生きていられた。

希望も夢もいっぱいあった。いつか世に出てやろうという欲さえもあった。
毎日書いて書いて満たされていたし。誰にも書けない『わたし』だと信じてもいた。


いつかきっと。そう思っていた。まだまだこれからだと思っていたのだ。


なのに。とうとうわたしは老いてしまったらしい。

歩めば歩むほど時が重い。その重さに押し潰されそうになってしまう。


それでもわたしは歩みたい。目標は。ただただ存在するということのみ。

     書かなければ。『わたし』は死んでしまうのだから。




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