| 2006年02月08日(水) |
ただただ風の声を聴く |
強い北風に。ときおり雪が乱れ舞う。なにかが引き裂かれて。 なにかがどうしようもなく遠ざかる。そんな哀しみに似た空。
なすすべもないことをふと想う。冬がもがいている。叫んで。 そんな真っ只中にあり。芽吹き始めた木の芽の如く息をする。
ほんとうは私だって。叫びたいのだ。このしじまの誰ひとり。 耳を傾けるひとのない場所で。もがきたいだけもがきたいと。
罪のようにそんなことを考えながら。ただただ風の声を聴く。
こうして綴る言葉に対するささやかなプライド。 そのうえなる自己陶酔。それにかさなる自己愛。
今夜そうして開き直った私が。誰よりも私を赦しているのだった。
めげるなわたし。むなしさを感じた時にこそ。心で息をして書け。
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