| 2006年01月28日(土) |
むくむくと一日が過ぎていった |
春のかすみのような空。やわらかくてやさしい陽射し。 いまにも芽吹きそうに。むくむくと一日が過ぎて行った。
今日は家業に精を出す。海苔養殖も最盛期となった。 川海苔の一種で『青さ海苔』という。緑濃い海苔だ。 手作業と力仕事。実はすごく好きなんだなあと思う。
失業中の彼が親方さま。活き活きと働く姿が頼もしい。 わたしは臨時の人夫さん。もくもくと精一杯がんばる。
日常がこんなふうに。ふと錯覚のように思ってしまう。 いまのどうしようも出来ない職場のことや。 お惣菜屋さんをしたいという夢や。みんなみんな。 そんなことどうだっていいじゃないかと思えてくるのだ。
そう思うと。家業がほんとうにありがたく思える。
桜の花びらが川面に。緑の海苔の上にひらひらと。
そんな春に。わたしはすくっと立っていることだろう。
|