夜のあいだに雨が降っていたらしい。目覚めるとしっとりと水の匂いが。 どんよりとした空に逆らうこともせず。ひとつため息。またひとつの朝。
『赤い疑惑』は懐かしさもあったが。新鮮さも感じられてとても良かった。 28年も経ったらしいが。純粋さを見失いそうな今の世に。伝えるなにか。 きっとあるのではと思う。たんなる老婆心かもしれないが。感じて欲しい。
少し頭だか心だかがぼんやりと気分が優れず。出勤前にビタミン剤を服用。 水を多めに飲んでから。その瓶をふと何気なく見たら、なんと風邪薬だった。 まあいいかと思えるまで半日かかる。おかげで頭痛が治まって良かったかも。
仕事は。時々トラブルがある。手のひらを返される的なものばかりで。 「ひとがわかって面白いね」とオババが言うので。私も頷き開き直る。 沈むのも時間のモンダイだと思っていたけれど。毎日よく浮かんでいる。 「笑う角には福来たる」苦笑いの時もあるけど。基本的には笑顔なのだ。
いつものスーパーで夕食の買い物。店に入るなり昔の同僚に会った。 それがもうひとり居て。そこで三人が再会というすごい偶然なこと。
ひとりが「ダンナが会わせてくれたのかも・・」と言う。 明日。亡くなったご主人の納骨をするのだそうだ。 しばし涙ぐみながら語り合った。「もう大丈夫や」と微笑むから。
「元気でね。また会おうね」と微笑みながら別れたのだった。
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