夜明け前。まだぼんやりとしている頃。窓を少しだけ開けて鳥の声を聴く。 あれはツバメさん。あれは雀さん。そうして頂く活力がありがたいこの頃。
どことなく腑抜けている月曜日。またきそくただしく動き始める朝の気配。 お味噌汁や。お弁当や。新聞がコトンとポストに届く音や。朝陽の窓辺や。
いつもとおんなじ。なにもかわらない。そんなへいぼんがへいおんなのだ。
ただ刻々と流れているのは時。さっきと今は違うだろうし。昨日と今日も。 どこまで続くのやら。永遠なのかもしれないけど。少しだけ覚悟している。 だからこそ精一杯って思うけど。気がつけば。なんとなくそれなりの現実。 特に一生懸命とか。そういうことがほとんどなくて。ああ夜だなとおもう。
今日。はっとして見つけたのは。藤の花。土曜日にも通った道だったのに。 いつのまにかたくさん咲いていた。私のいちばん好きな色で。どきどきと。 せつないような。なんともいえない気持ちになった。たぶん嬉しいのかな。
よくわからない。あの色は不思議。あの色はなぜか懐かしくて。せつない。
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