ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2005年02月23日(水) つんつんつん

うららかで。それは春のようないちにちだった。


『不機嫌は最大の罪である』誰の言葉だったのだろう・・。
思い出せないけれど。その言葉を肝に命じた時のことは忘れてはいない。
つもりだったが・・。

職場にオババの知り合いだという生命保険会社の女性が訪ねて来て。
そのひとが。私とは初対面だというのに。やたらと馴れ馴れしくて嫌だった。

アンケートを書いて欲しいと頼まれて。仕方なく書くことにしたが。
家族の生年月日や勤め先もとか言われて。ますます不愉快になってしまう。

ここはオババの顔を立ててと。いつもならにっこり微笑むのであるが。
どうしても笑顔になれず。なんで・・個人情報を見ず知らずのひとにと。
すごく気が重く。とりあえず謝ってから。自分のことだけ書いて渡した。

それから仕事がいかにも忙しいふりをして。そのひとを無視しようとした。
オババとそのひとが世間話やら。噂話やら始めて。ますます不愉快になる。

つんつんつんの顔。すごく嫌いなわたしの顔のことを。私は知らない。


やっとそのひとが帰りそうな気配にほっとしていたら。
そのひとが私のそばに来て「どうもありがとう」って言った。
そして。ほんのお礼だと言って。ハンドタオルをくれたのだ。
オババにはなくて。なぜか私にだけそれをくれたのだった。

可愛いくまのプーさんのタオル。ああ・・「ありがとう」って言わなきゃ。
なのに私ときたら。嫌になっちゃう。つんつんつんが直らないままだもん。

営業の仕事はほんとうに大変。その日どこに行って誰にアプローチしたか。
会社へ帰ったら上司に報告書を出したりしないといけないのだろうな・・。

悪いことをしたなあ・・って思った。全部書けなくても、せめて労ってあげたら。
そのひとも気持ち良く帰ることが出来たのだろうに。

私だったら・・今日はなんだか悲しい日だったなあって思うだろう。
知り合いを頼るしかなかったのに。あの事務員さんすごく不機嫌だったなあ・・。

また会える日があるかもしれない。

その時は「この前はごめんなさい」って言おう。
それから可愛いタオル「ありがとう」ってちゃんと言おう。


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