思いがけなく雪がふった日。だけどそれは真冬ではなくて。 なんだか何かが始まるような。予感のようにふる雪だった。
わくわくとしながら。そうしてやがてゆっくりと太陽がこんにちはすると。 穏やかなきもちで空を仰ぐ。真っ直ぐになって貫く想いが。光になっては。 飛んでいく。どこまでだろうとどこへだろうと。行ってらっしゃいのきもち。
夜になると。あたりまえのように静か。 想いは。行ったきり帰って来ないから。 そのほうがずっと楽だなと思う。
あんなことも。こんなことも。どこかで眠っているだろう。 すやすやと寝息をたてて。明日のことなど思いもしないで。
ぐっすりぐっすりおやすみなさい。
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