しっとりと雨の匂う夜。ぼんやりと眠くなるのを待っている。 風向きが変ったようだ。さっきから北西の風。明日は晴れるかもしれない。
予約注文しておいた平井堅の新しいアルバムが届いた。 『思いが重なる・・』から始まって。最後は『センチメンタル』 その最後の曲がとてもよくて。うっとりと目を閉じてしまうほど。
なんというか・・私はこういうのにすごく弱い。 弱いということは。きっとこういうのを求めているのかもしれない。
在り得ないこと。誰かの『きみ』になってしまう。もはやそれは妄想のようで。 「いまきみはどんな夜に揺られているの?」なんて語り掛けられたりしたら。 参っちゃいます。嬉しさほどのせつなさで。涙出ちゃいますから。
ゆらりゆらり。揺れては壊れてまた揺れて。ひとり芝居に終いなく。 生きてる限り。こんな女でいるもよし。誰に止める権利があろうか。
かたことと窓を打つ風それさえもせつなく響く愛しき声よ。
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