| 2004年08月07日(土) |
そうじゃないと言って |
立秋。少しだけ心に隙間を開けてみる。
ぽっかりとぼんやりとしんみりと。
忍び込むものが愛しく。なくしたものが哀しい。
気だるい午後。また蜩の声がする。
しゃぁ・・しゃぁ・・しゃぁと聴こえるのだ。
どうしても。そうじゃないと言われても。
カーテンを閉めるようなその音に。
なにかそれはつかみどころのないものが。
私のなかで幕を下ろし始める。
何だろう・・何だろうと思えば。
たまらなく不安になってしまう。
幕が下りた。もう私は動かなくていいのかもしれない。
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