ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2002年06月25日(火) 夏の贈り物

茶の間でサッカーを観ていたけど、肌寒くて寝転んでいられない。
お布団で観ようと寝室へ行けば・・いつのまにか眠り込んでしまった。
熱中度一気に減少・・もうどうでもいいや、どちらかが勝てばそれで良いとなる。

人並みに観るべきか、でないと世間にとり残されてしまうみたいな・・そんな感じ。
自分は自分だからと胸を張れない弱さを知り、その弱さを認めて逃げ出してしまう。

ふう・・何を小難しいことをほざいているんだ。
要は・・もう興味ないの?それならそうと言いなさい!とここで笑っているのでした。



今日もずっと冷たいような雨が降る。
まだ止んでいないのか水道の蛇口から水漏れしてるみたいな音がしている。
昨日から気温が低め、北海道では積雪があったらしい。もうすぐ7月なのにな・・。
なんだか大きな地震でも起きてしまいそうで、ちょっと不安な気分になるよね。

今夜はビールが不味かった。その代わりアサリのお味噌汁が美味しかった。
息子がご飯にぶっ掛けて2杯も食べるので、なんだか嬉しい気分になる。
そして珍しく沢庵を齧っているのだ。ポリポリと歯応えもよろしく。

「なんかさ・・食の好み変ったんじゃないかい?」と聞けば
「俺も年だからよ」と答える。

どっと笑いが込みあげてくる夕餉・・いつもこうなら母はとても助かるのだ。
明日の朝は胡瓜の浅漬け、ど〜んと食卓に据えようかなと思っている。

姑さんの畑に夏野菜がいっぱいになった。
胡瓜も茄子もミニトマトも、もう買わなくても良いのだ。
毎年のことだけどありがたいことだと思う。

私はミニトマトを千切るのが好きだ。
真っ赤なのを見つけたらとても嬉しくなる。
畑に座り込んで下から覗き込んで、手を伸ばしてそれを摘むのが好き。
摘み損ねたらコロコロ転がるから、這うようにして追いかける。
熟れすぎて落ちて腐らぬように、一個たりとも逃さぬぞと気合いが入る。

可愛くて甘くて・・それは宝石みたいに貴重に思える。
夏の匂いって・・きっとこれに違いない。それは指先で感じる魅惑に似ている。

明日雨があがったら、また私はそれを感じたくてたまらなくなるだろう。
ささやかな夏の幸せ、「ほら・・あ〜んして」届けられたら良いのになと思うよ。


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