チーコのフィットネスライフ
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2004年05月07日(金) NY パート5 サルサ その1

いよいよ・・・
って感じでNYサルサのお話をはじめましょう。

遠い遠い知人にあたるNY在住のとある日本人男性に
サルサクラブ&レッスンをコーディネイトしていただきました。
その日本人男性・・・(推定45歳前後)Aさんにしておきましょう

AさんはNYでサルサをはじめて長いらしく、仕事の合間をぬって
サルサクラブやレッスンに通われているらしいです。
・・・で、そのAさんに出会ってスグにカマされました。

『NYのクラブで踊ったことある?NYはシャインできないとキビシイよ!
NYに限らずLAでもそうだよ!でも日本人ってシャイン出来ないんだよねー
・・・シャイン踊れる?』
開口一番にこう言われ、
私は一瞬にしてカチーン…ムカムカ・メラメラ・(*`д´)
としましたが、抑えに抑えて
「シャイン・・・と言いますと・・・?」穏やかにたずねました。

で、Aさんなりの講釈をうんぬんかんぬん聞かされました。
なので、
「でしたら私なりにシャインをトライしますので、
Aさん、踊りましたらシャインを仕掛けてください」
私は言い放ちました。
(・・・私って本当は気が強いのかな・・・?と思った瞬間です。)

ここアメリカでは1曲の中のペアワークダンスとしても
曲の間奏の部分やブリッジの部分に
リズムを刻んで楽しむようにシャインSTEPでの
ペアの掛け合いがあるのは常識だそうです。。。


これはNYスタイルにもLAスタイルにも共通することらしく
<自由の国アメリカ>のモトでは
ダンス間にも自由ダンスタイムがあるということでしょうか・・・?
昨日今日はじめた初心・入門者ならばくっついたままでいいけれど
中上級者、ベテランになればなるほど
シャインを取り入れるようになるらしいです。


また、そのシャインでそのダンサーのセンスや力量が問われるらしく
上昇志向の強いニューヨーカーはかなり、リキが入っているらしいです。
つーか、私が実際に現場で見ても
ドヒッやー・・・・とひっくり返りそうなほど皆、カッコイイ!!!です。

別段、難しいことや、込み入ったことをしているわけでなく
リズムのタメや間・アクセントをその人なりのエッセンスを生かして
シンプルなベーシック系のSTEPに上手に取り入れています。
とてもベーシックなのですが、リズムが見えるんです。
身体から生まれる音符がメロディーとなってその人を包んでいる感じ・・・

そしてシャインってソロパートなわけだけど、一人で踊ってません。
???ですか?
すなわち、相手を常に気づかい、意識してソロパートを踊るといいましょうか
台本が無い共同作業のソロパートなのです。

『サルサのシャインって本来こうなのね!』
自分では相手を意識して踊る・・・わかっていたつもりでも
観念でしか分かってなかったと思います。


そして、実際に眼にしたNYスタイルは
私が普段感じて思っていたよりも何十倍もパワーがあり
エキサイティングで進化したスタイルでした。
くるくるターンばかりしているわけでもなく、
わざと長ーくタメをつくったり、リズムをブレイクしてみたり・・・

言葉でどう説明していいかわかりません。が、メチャかっこイイです。
とにかく身体の底から『踊りたい・踊ることが幸せ』
私の気持ちは叫ばんばかりにヒートアップしてます。



続きます


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