ウィングのつぶやき
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2005年12月01日(木) ゴルフクラブと真剣の扱い方


この前の日曜日、友人が祐天寺の近くに開いた直心影流・東京支部の道場開きに行ってきました。

「未来研究所」にも書きましたが、直心影流は実戦練習を主にする流派で、まず真剣で斬ることから鍛錬が始まります。真剣を扱えるようになったら、竹刀を使った剣道へと進んでいくのです。

集まった人たち(一般人)が真剣を体験させてもらえる時間があったのですが、剣道5段の猛者が、何度トライしても竹を斬れないというハプニングがありました。

そもそも竹を斬るのは難しいそうで、剣道5段の人は見たところ、無理に斬りにいっているようでした。左の引き手が入ってしまうので、うまく斬れないみたいなのです。もちろん力づくで振り回す人も失敗していました。

ウィングも竹を斬ってきましたが、刃筋を合わせるのはもちろん、刀の重さを利用してトンとリズミカルにインパクトするのがコツのように感じました。

ゴルフと同じ感覚です。
力加減としては150ヤードを正確に打つときの感じですね。

大阪から来た師範代の人が、たばねたゴザを7本ぐらい一気に斬ってみせてくれましたが、その体の動きはほとんどゴルフのダウンスイングと同じでした。腕を振るのではなく、刀を持った体をターンさせるのです。もくはテニスのバックハンドのような腰の使い方です。

とにかく、ゴルフクラブと真剣、扱い方はどうやら同じようですね。


ゴルフライター小林一人

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